横須賀東海岸にある津久井浜観光農園(横須賀市津久井5)で「イチゴ狩り」のシーズンを迎え、家族連れやカップル客などでにぎわいをみせている。
同農園では、真っ赤に熟した大粒の甘いイチゴの新品種「紅ほっぺ」が30分間食べ放題。同農園いちご狩り組合には15軒の農家が参加し、2万8千平方メートルの農地に35棟のビニールハウスでイチゴを栽培している。
3年前から12月下旬のクリスマスシーズンに合わせて開園し、イチゴ狩りは1月中旬から2月下旬にかけてピークを迎える。土曜・日曜には、県内各地から1,000人以上が来訪するという。
同組合の山田智副組合長は「昨年暮れ頃は生育が遅れ気味だったが、今ちょうどイチゴがほどよく熟し、大きな実を付けた甘いイチゴを楽しめる」と話す。鎌倉市から来訪した家族連れは「ハウスの中は暖かく、甘くて柔らかなイチゴをたくさん摘んで子どもたちも大喜び。お腹いっぱい食べて満足した」と笑顔をみせる。
営業時間は9時~15時。入園料は1,500円(3月=1,300円、4月・5月=1,100円)。5月13日まで。期間中、京急津久井浜駅から送迎バスも運行。問い合わせは現地案内所(TEL 046-849-5001)まで。