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横須賀・汐入、TVアニメ「たまゆら」イベントが盛況-汐入駅に長蛇の列も

汐入・ヴェルニー公園の「たまゆらトークショー」には、大勢のアニメファンが集まった

汐入・ヴェルニー公園の「たまゆらトークショー」には、大勢のアニメファンが集まった

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 京急・汐入駅で10月9日、今月からテレビ放送が始まったアニメ「たまゆら~hitotose~(ひととせ)」とタイアップした「たまゆら」記念切符が販売されたほか、同駅周辺でアニメ上映会やトーク・イベントも行われ、全国各地から大勢のファンが集まってにぎわった。

京急汐入駅では「たまゆら」のアニメパネルも展示

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 TVアニメ第1話の舞台となった同駅では、朝8時より記念切符を販売。販売開始前には前夜からの徹夜組を含めて約800人の長い行列ができ、1日で2,500セット以上を販売した。駅アナウンスには、同アニメ主人公「沢渡楓(さわたりふう)」のアナウンスが流され、アニメの紹介や列車案内も行われ集まったファンらを喜ばせた。

 当日は、横須賀HUMAXシネマズで同アニメ上映会&トークショー、ヴェルニー公園でも野外メトークショーが開かれた。同公園には約500人のファンが集まり、佐藤順一監督、声優の儀武ゆう子さん(桜田麻音役)によるアニメトークやファンへのプレゼント会も。同駅周辺5店舗で「たまゆらオリジナルグルメ」も提供され、完売店が続出した。

 アニメ「たまゆら」は、おぼろげな夢をはぐくむ女子高校生たちの青春を描いたヒーリングストーリー。横須賀・汐入は主人公が中学生時代まで過ごした場所という設定。 2010年に発売されたOVA「たまゆら」が好評だったことから、TV放送が決まった。OVAの舞台となった広島県竹原市、TV版の横須賀と両市でアニメイベントが開催され、熱心なファンらの「聖地j巡礼地」となっている。

 千葉県から参加した20代カップルは「朝から記念切符を買い、トークショーに参加。午後はアニメ舞台の汐入周辺を散策して1日中楽しめた。アニメでは街の風景が忠実に再現されていているので、その場所へ行ってみたくなる。広島の竹原市も訪れている」と話す。

 横須賀市商業観光課のスタッフは「11月に竹原市で開催予定のたまゆらイベントに出展して、横須賀の観光・グルメをPRする。両市相互の集客につながれば」と期待する。 

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