社員でもないのに乗船回数300超-「軍港めぐり」に金髪女性サポーター

「軍港めぐり」乗船回数300回以上という金髪女性サポーター・ミカさん。サポーターズブログ「ふりかけ日日日報」をほぼ毎日更新している。

「軍港めぐり」乗船回数300回以上という金髪女性サポーター・ミカさん。サポーターズブログ「ふりかけ日日日報」をほぼ毎日更新している。

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 2周年を迎えた「YOKOSUKA軍港めぐり」に、社員でもないのに「乗船回数300回を超えた」と自負する軍港めぐりマニアの女性サポーターの存在が話題を呼んでいる。

潮風に金髪をなびかせて、望遠レンズで日米艦船を狙うミカさん

 2周年記念クルーズが行われた9月12日、「おめでとうございます」と船舶スタッフにあいさつする金髪女性の姿がひときわ目を引いた。同クルーズ開始以来、毎週数回、観光客に交じって遊覧船に乗船しているのは横浜市在住の「ミカ」さん。

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 ミカさんは2年前から、個人ブログ「ふりかけ日日日報」をほぼ毎日書き続け、その日に見学した日米艦船の写真などをエピソード付きで克明に記録。昨年7月には、その熱意が認められ、運航会社トライアングル(横須賀市小川町)より「軍港めぐりサポーターズブログ」に認定された。

 「多いときは1日4回、チケットを購入して全便に乗船する。日によってだけでなく、時間帯によっても港や艦船の様子が異なるから。海や船で働く人たちを見るが大好きで、そんな港の風景を毎日でも記録したい」と望遠レンズ付きカメラを手に、ミカさんはほほ笑む。

 軍港ブログを書き始めたきっかけは、2008年8月に行われた海上自衛隊横須賀地方総監部一般開放「ヨコスカサマーフェスタ」に参加したこと。「機雷などの除去作業をする横須賀水中処分隊の展示訓練に強烈なインパクトを受けた。翌月から軍港めぐりの定期運航が始まったので、興味を持って毎週通うようになった」と振り返る。

 元雑誌ライターというミカさんは、現在ライター稼業は休業中で実家の染色会社の仕事を手伝いながら、横浜から横須賀へ通い続けている。「横浜より横須賀の港のほうが面白い。歴史的な施設など近代化遺産が数多く残る横須賀港の風景に、ノスタルジーを感じてすっかりハマってしまった。遊覧船のスタッフも親切で、若くてイケメンそろいなので」と笑う。

 「2年間通い続けても、来るたびに違う風景と出会えるのが楽しい。毎日毎便ごとに横須賀の港に新鮮さを感じる」とミカさん。先日も、米海軍や海自の艦船が旗で飾られる「満艦飾」を目撃して興奮し、米第7艦隊司令官交代式という特別な日だと気づかされたという。「横須賀の港はニュースなどで伝えられる世界情勢とじかに繋がっていると実感できるのも魅力」とも。

 同クルーズの秋澤智信船長は「ほぼ毎週通ってくる艦船マニアは十数人いるが、ミカさんは別格な人」と評価する。入社1年半になる女性案内人の滝元梓さんは「わたしの案内人キャリアよりも長い期間通い続けてくれる女性サポーターは有難い存在。軍港めぐりの案内にも張り合いが生まれる」と話す。

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