米海軍基地内の近代化遺産を見学-春休み親子ツアー、参加者募集

1872(明治4)年に造られたレンガ積み「第1号ドライドック」など、米海軍横須賀基地内には近代化遺産が数多く残る。

1872(明治4)年に造られたレンガ積み「第1号ドライドック」など、米海軍横須賀基地内には近代化遺産が数多く残る。

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 横須賀造船所跡などの近代化遺産を見学する歴史ツアー「春休み!親子で学ぶベースの歴史~第3回 横須賀造船所歴史研究会」が4月4日、米海軍横須賀基地・ヴェルニー公園で行われる。主催は「横須賀の文化遺産を考える会」、横須賀・西武パートナーズ。

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 同ツアーは、横須賀造船所を設計したヴェルニーらフランス人技師たちの足跡をたどり、同公園から米海軍基地内の施設を4~5時間歩く歴史ガイドツアー。ガイドは横須賀市自然・人文博物館学芸員の安池尋幸さんほか。

 現在の米海軍横須賀基地内には、幕末の横須賀製鉄所、明治以降の横須賀造船所の近代化遺産が数多く残る。「旧海軍横須賀鎮守府」の建物は米海軍極東基地司令部として使われており、玄関ロビーには同製鉄所を建設した小栗上野介(おぐりこうずけのすけ)やヴェルニーの肖像写真も飾られる。1867年(慶応3)年に掘り始め、1872(明治4)年に完成したレンガ積み第1号ドライドックなども現存する。

 参加対象は、小学4年~中学生とその家族。抽選で50人。申し込みは、往復はがきに参加者全員(1枚5人まで)の郵便番号・住所・名前(ふりがな付き)・電話番号・国籍・性別・生年月日を記入。あて先は、〒238-0003 横須賀市稲岡町82 三笠公園管理事務所。2月28日必着。

 開催時間は9時~15時。参加費200円。米海軍基地入場時にはパスポート・運転免許証などの写真付き証明書が必要。問い合わせは同事務所(TEL 046-824-6291)まで。

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