横須賀東海岸の観音崎公園で11月3日、灯台記念日にちなんで「観音崎フェスタ」が開催される。観音崎灯台・東京湾海上交通センターを一般公開するほか各種イベントが行われる。
東京湾に突き出た岬に位置し、変化に富んだ自然美あふれる観音崎公園
「遊んで学べるオモシロ祭り」として開催される同フェスタは今年で7回目。浦賀観光協会が主催し、海上保安庁が協力する。
日本初の洋式灯台・観音埼灯台、1日数百隻の船舶の運航を管理する東京湾海上交通センターを公開するほか、観音崎クイズ大会、卵のつかみ取り、民謡などのアトラクション、横須賀美術館の無料開放、「ガリバー観音崎上陸300年」を記念した「ガリバーファンタジー」も予定する。
11月1日の「灯台記念日」は、日本初の西洋技術を用いた観音崎灯台の建設を記念したもの。同灯台は1868(明治元)年11月1日に起工し、翌年1月1日に点灯。近代日本の灯台業務の開始を記念して、1969(昭和24年)に「灯台記念日」が定められた。海上保安庁では、全国の主要灯台や海上交通センターなどの一般公開、灯台写真展示会などを全国64カ所で実施する予定。
開催時間は9時30分~15時30分。問い合わせは浦賀行政センター(TEL 046-841-4155)まで。