東京湾・相模湾の「灯台めぐり」企画クルーズ-横須賀・江ノ島で実施

日本初の西洋式灯台として1869年に建造された「観音崎灯台」。現在の灯台は1925(大正14)年に再建された3代目の観音崎灯台

日本初の西洋式灯台として1869年に建造された「観音崎灯台」。現在の灯台は1925(大正14)年に再建された3代目の観音崎灯台

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 軍港めぐりなどを運営するトライアングル(横須賀市小川町、TEL 046-825-7144)は11月1日~3日、「灯台」をテーマにした企画クルーズ「よこすか灯台めぐり」「江ノ島ライトハウスクルーズ」を実施する。

江戸時代に建てられた和式灯台「燈明堂」

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 1日の「灯台記念日」にちなんだ企画で、 神奈川県プロジェクト「東京湾・相模湾における海上交通による新たな観光資源開発事業」の一環。

 「よこすか灯台めぐり」は、横須賀を代表する観音崎灯台・燈明堂・アシカ島灯台をめぐるクルーズ。浦賀ドック~観音崎間を運航し、灯台と開国の町・浦賀の歴史を特別ガイドが船内解説を行う45分間のクルージング。1便=定員80人で、1日3便運航。料金は大人=1,200 円、子ども=600 円。オプションで、よこすかシティガイドによる観音崎桟橋から観音崎灯台までのガイド付き散策(無料)も。

 観音崎灯台はフランス人技師・ヴェルニーが設計した日本初の洋式灯台として1969(明治2)年に竣工。映画「喜びも悲しみも幾歳月」のロケ地としても知られる。燈明堂は1648(慶安元)年に建てられ、1872(明治5)年まで使用された和式灯台で、1988(昭和63)年に復元された。アシカ島灯台は江戸時代に「漁師が鉄砲をかついで船でアシカを捕りに行っていた」という伝説があり、久里浜沖に浮かぶアシカ島の灯台。

 「江ノ島ライトハウスクルーズ」は相模湾のシンボル・江ノ島灯台をメインに、江ノ島・烏帽子岩(えぼしいわ)・富士山の夕景を見学するヨット・クルージング。東京オリンピックの際にVIP接待用に建造された大型チャーターヨット「やまゆり」を使用する。同クルーズは1日のみ実施で、14時・16時に江ノ島から出航する。料金は第1便=大人2,000 円(定員20人・1時間コース)、第2便=大人5,000円(定員12人・1時間30分コース、ホットドリンク付き)。

 同社企画担当の泉谷翔さんは「東京湾と相模湾の灯台をめぐる新企画。海の風景から歴史が感じられるクルーズを楽しんでもらえたら」と話す。詳細はサイトで確認できる。

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