
横須賀本港沿いのヴェルニー公園(横須賀市汐入町1)で4月11日、ドイツビールの祭典「横須賀オクトーバーフェスト2025」が始まった。
同港には米海軍基地もあり、日米艦船が多数停泊。公園の桜並木はピンクの花で彩られている。仕事帰りの会社仲間やアメリカ人グループなどがビールを楽しむ姿が見られる。
100種類以上のドイツビールやグルメがそろう同イベント。オクトーバーフェストは、独ミュンヘンで1810年から続く、世界最大級のビール祭り。日本でも本場のドイツビールを楽しんでもらおうと、2003(平成15)年より全国各地で開催されている。横須賀開催は3回目で、昨年は10日間で約5万人が来場した。
大きなテントやステージが並ぶ特設会場には、日本初上陸の「CAMBA(カンバ)」「Bischofshof(ビショフスフ)」のほか、ドイツ各地のクラフトビールが並ぶ。「好みのビールを探して、飲み比べを楽しんでもらえたら」と実行委員会。
ステージでは、アルプス音楽楽団「MARIA&Alpenbum」が演奏とダンスで会場を盛り上げる。11日・12日には「米海軍第7艦隊音楽隊」のブラスバンドが出演。土曜・日曜には、地元ミュージシャンによるジャズ演奏なども行う。
開催時間は15時~21時(土曜・日曜は11時~)。入場無料(飲食代別途)。今月20日まで。