神奈川歯科大学（横須賀市稲岡町）で6月12日、同大のシンボルツリー「ジャガランダ」の開花に合わせて市民感謝デー「ジャガランダフェスティバル」が3年ぶりに開催される。

神奈川歯科大キャンパスにある名木「ジャガランダ」

　名物のジャガランダは、南米原産で熱帯地方に分布する常緑樹。国内分布の北限にあり、6月中旬～7月初旬に紫色の花が咲き「夏の桜」とも呼ばれる。2018年4月、「横須賀市景観重要樹木」に指定された。

　キャンパスを開放し、市民団体約30が参加。野外ステージでは、ダンスパフォーマンスやジャズ演奏などを披露。展示ブースなども出店する。

　同大特任教授の元貴乃花親方・花田光司さんによる1,000人分の「ちゃんこ鍋」振る舞いも（11時～無料）。特任教授・出口雄樹さんの公開講座「日本画で世界に挑む」（13時～）やワークショップも開催。

　講堂では、歌手・千昌夫さんスペシャルライブを開催（14時～400人限定）。無料整理券を10時から配布する。

　同大の鹿島勇理事長は「今年で創立112年、東京から横須賀に移転して58年になります。半世紀をともに過ごした横須賀への感謝と、さらなる地域密着型の大学を目指します」としている。　

　開催は10時～1６時。詳細は同大サイトで確認できる。