京急電鉄は同グループの観音崎京急ホテル(横須賀市走水2)を9月30日に営業終了し、共立メンテナンスが運営する「共立リゾート」の新ホテルへリニューアルすると発表した。2023 年春~初夏頃に開業予定。
京急グループが掲げる「都市近郊リゾートみうらの創生」の一環で、両社が協業する。今年4月より、施設に近接する県立観音崎公園(約70ヘクタール)の管理運営を神奈川県公園協会と京急サービスが指定管理者として新たに受託しており、エリア全体の観光活性化・魅力向上を目指すという。
観音崎京急ホテルは1985年開業し、客室60室。2006年に温浴施設SPASSO(スパッソ)、2017年にはグランピング施設も併設している。
共立メンテナンスは、「ラビスタ東京ベイ」など絶景リゾートホテル「ラビスタ」シリーズ、ペットと滞在できる「ルシアン」シリーズなど、高級リゾートを全国37カ所に展開する。
京急電鉄は「三浦半島のエリアマネジメントを推進する中で、本物件においては共立メンテナンスの持つリゾート事業のノウハウで、東京湾を臨む絶好のロケーションを最大限に活かしたリゾートの実現」に取り組むとしている。