コロナ禍の飲食店やサービス業など横須賀市内の店舗を応援する電子チケット「よこすかプレミアム応援チケット」第2弾が好評で、注目を集めている。2月5日の発行以来、2週間余りで目標額1億3,000万円の約6割に達している。
応援券は横須賀商工会議所が主催し、横須賀市が協力。応援購入金額にプレミアム分30パーセントが付与される。昨年7月に発行して以来、2回目の緊急事態宣言発令により急きょ第2弾の発行となった。
対象店舗は飲食業・サービス業(理美容・整体・カラオケ・ダンススクールなど)の382店。前回の要望を反映し、5,000円単位で購入し、1円単位で利用できるようになった。1人5万円分(プレミアム分込で6万5,000円相当)まで購入可能。スマートフォンなどで提示して利用できる。
購入者が応援したい店舗を選択し、専用の電子チケットを購入することで、店舗を直接応援することができるクラウドファンディング型の店舗応援企画。応援金は先行して店舗へ送金されるため、店舗は一時的な経営資金を確保でき、応援者は感染拡大収束後に店舗を利用する仕組みとなっている。チケット利用開始は3月25日以降を予定。
同会議所事務局は「第3波の感染拡大で年末年始の売上げに急ブレーキが掛かり各店の売り上げは激減。コロナ禍の影響が長期化する中、じりじりと疲弊する市内店舗の活力を維持するためにも、さらなる直接的な応援が必要です」とし、「がんばって経営を存続してほしいという願いをこめて、苦境の市内店舗に、クラウドファンディングで集まった応援金にプラス3割のプレミアムと応援してくれた皆さまの想いをお届けします」という。
応援チケット購入は目標額に達し次第終了。詳細は同サイトで確認できる。問い合わせは同会議所(TEL 046-823-0421)。