護衛艦カレーなどをビュッフェ形式で提供するレストラン「横須賀海軍カレー本舗ベイサイドキッチン」が10月23日、横須賀本港沿いのCoaska Bayside Stores(コースカベイサイドストアーズ・横須賀市本町2)1階にオープンする。
軍港が見える同店は、旧横須賀海軍工廠(こうしょう)跡地に立地。旧海軍や自衛隊をテーマにした軍港食堂で、ダークグレーを基調にした店内には海自潜水艦「そうりゅう」の大型模型がディスプレイされ作戦室のような雰囲気。食器には護衛艦で使用するステンレス製「メストレー」を用意。BGMには海自東京音楽隊の演奏曲も流れる。
バイキング方式で、明治期のレシピを再現した「よこすか海軍カレー」「掃海艇はちじょうボークカレー」「東京音楽隊チキンカレー」などのメニューが食べ放題。トッピングには、航空自衛隊レシピを参考にした「小松基地空上(からあ)げ」「英国の紳士淑女のフィッシュフリッター」、米国風オニオンリング、自衛隊食堂定番のコロッケなども選べる。
デザートには、旧海軍時代からの伝統で護衛艦が入港前夜に振舞う「入港ぜんざい」、迷彩ソフトクリームなど。イージス艦「まや」のカップで飲む海軍コーヒー、牛乳・コーラなどソフトドリンクも付く。アルコール類は別料金。
店長の横尾美香さんは「軍港沿いの新しい観光スポットを目指しています。軍港めぐりのお客様や自衛隊マニアのみなさん、一般の方々にも楽しんでもらえるメニューを用意しています」と笑顔で話す。「陸自メニューがまだないので募集中」とも。
営業時間は11時~19時。料金は90分食べ放題で、大人1,980円、子ども1,280円、幼児680円、3歳未満無料。席数68席。問い合わせは同店(TEL 046-874-7179)まで。