カレーとともに横須賀の夏の思い出を残してもらおうと「横須賀海軍カレー本舗」（横須賀市若松町1）は現在、「カレー川柳」の募集を行っている。今年で2回目。

同店自信作の大盛り「横須賀海軍チキンカツビッグカレー砲」

　川柳のお題は「横須賀、カレー、夏、思い出、三笠」をイメージするもの。同店のレストラン利用者を対象に募集する。今年11月からスタートするNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」（原作＝司馬遼太郎）が同市内にある「記念艦・三笠」が舞台になることから、お題に「三笠」を追加した。

　応募方法は店内に用意された専用短冊に川柳を手書きして、会計の際にレジスタッフに手渡す。応募作品は、9月中旬に選出した川柳を店内とウェブサイトで公開。選出された川柳の中から、数人に「海軍カレーギフトパック」などの景品を贈呈する。

　昨年の入賞作品では、「やんちゃなるカモメに惹（ひ）カレーまた横須賀へ」（スカレー賞）、「カレー屋で軍艦マーチ聞いた夏」（店長賞）、「横須賀の風のにほひもカレーかな」（同）、「横須賀の彼女とカレーでヒリヒリヒー」（アフロな影武者賞）などユニークなものが数多く寄せられた。

　同店は横須賀名物「よこすか海軍カレー」の情報発信拠点として2005年4月に発足。横尾美香店長は「夏休みに入って海軍カレーを食べに来るお客さまも増える季節。気軽にキュートな川柳を作って、横須賀の夏を楽しんでもらえたら」と話す。

　営業時間は11時～20時。募集期間は8月31日まで。