京急横須賀中央駅西口のモアーズストリート(横須賀市若松町2)に4月25日、誰でも気軽にピアノ演奏ができる「街なかピアノ」が設置され、ミニコンサートも行われた。横須賀市が推進する「街なかミュージック」の一環。
当日は、ピアニストの宮川久美さん(よこすかピアノフェスティバル代表)がショパンの名曲「英雄ポロネーズ」を演奏。中学生・高校生も交えて、4人が同時に演奏する「ピアノ連弾」も披露し、集まった観客らが大きな拍手を送った。コンサート後には、子どもたちがピアノを触ったり練習曲を奏でたりと思い思いにピアノを楽しんだ。
同市の企画担当者は「市民から寄贈された中古ピアノを活用したもの。音楽が溢れるワクワクするような街づくりを進めていきたい。ストリートに置かれたピアノで自由に演奏を楽しんでもらえたら」と話す。
ピアノの開放時間は7時~21時。時間内であれば自由に演奏できる。問い合わせは市文化スポーツ観光部企画課(TEL 046-822-8121)まで。
同市は昨年8月、アーティスト登録を行いイベント主催者とのマッチングを促すウエッブサイト「ヨコスカ街なかミュージック」を開設。市内音楽イベント情報なども掲載し、「音楽・エンターテイメントの街」をPRしている。