幕末にペリー黒船艦隊が上陸した久里浜海岸周辺で7月14日、「久里浜ペリー祭」が行われ、シーズン初の花火大会も開催される。毎年約10万人が集まる。
海沿いのペリー公園では、「水師提督ペリー上陸記念式典」(14時~)、ペリーに扮した米国人や時代衣装隊などが参加する「日米親善ペリーパレード」(16時~)も実施する。
久里浜商店街・はろーど通りでは、「開国バザール」(10時~15時)を開催。「怪盗船体ルパンレンジャーVS警察船体パトレンジャー」などのキャラクーショー、バンド演奏、模擬店なども。
夜には海上から、スターマインなど約3,500発の花火を打ち上げる。観覧場所はペリー公園、久里浜海岸、カインズホーム裏岸壁(有料席)など。
嘉永6(1853)年7月、ペリー提督率いる米海軍東インド艦隊(黒船艦隊)が浦賀沖に来航。久里浜海岸へ上陸し、開国を求める米国大統領からの国書を届けた。翌年、日米和親条約が締結され、近代日本の幕開けとなった。
ペリー祭は10時~16時。花火大会は19時30分~20時10分。問い合わせは横須賀市コールセンター(TEL.046-822-2500)まで。