廃校・旧県立三崎高校で「ロックの学園」-授業・ライブなど多彩に

前回の「ロックの学園2007」授業風景(写真=Reiko Oka)

前回の「ロックの学園2007」授業風景(写真=Reiko Oka)

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 廃校となった旧県立三崎高校(三浦市初声町)で3月20日~22日、イベント「ロックの学園2009」が開催される。「カリスマ校長」には、ロックミュージシャンの忌野清志郎さんが就く。

 同イベントは、ロックミュージシャンやクリエーターなどロックに育ててもらった大人たちが「ロックの教師」となり、若い世代に「ロックの魂」を伝えようとするもの。前回は2007年11月に開催され6,500人のファンが集まり好評だったことから、1年半ぶりにパワーアップして開校する。

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 期間中、「校長が出張中に教頭が学園全体をスクールジャックする」という設定で、学園内にさまざまなイベントを仕掛ける。教頭役の箭内(やない)道彦さんはNHK番組「トップランナー」の司会などで知られる広告プランナー。ワークショップでは「JUN SKY WALKER(S)」の森純太さんなどがユニークな「ロックの授業」を行うほか、体育館ライブには「THE BACK HORN」「ACIDMAN」やスガシカオさんなど多彩なゲストが出演する。

 同時開催される「三浦芸術祭」と連携することで地域住民との交流も深め、地域活性化の情報発信を目指す。同製作委員会はNHKエンタープライズ、NTTぶらら、ジャパンエフエムネットワーク(JFN)の3者で構成され、イベントの模様はJFN加盟の全国FM放送局37局で放送するほか、映像配信サービス「ひかりTV」でも配信する。

 「シティーセールス」に力を入れる三浦市は、2004年4月から市役所内に「営業開発課」を設置。映画・ドラマ・CMなどの撮影地としてメディアの誘致にも積極的で、年間200本を越える撮影取材が同市内で行われている。その中でも2004年に廃校となった旧三崎高校は人気の撮影スポットで、大河ドラマなどの撮影で訪れたNHKスタッフとの話し合いの中から、廃校を使ったイベント企画が生まれた。

 「三浦市の営業マン」として知られる同市営業開発課長の若澤美義さんは「当日は卒業生たちの同窓会ブースも開設され、にぎやかな学園祭になる。廃校となってかえって人気が生まれた施設を再利用して、今後も継続して地域からの発信を行っていきたい。民間企業と同じように市役所も営業活動をしている」と意欲をみせる。

 開催時間は10時~18時。入場無料だが、「体育館ライブ」のみ有料。前売り券は全国のプレイガイドで発売している。「時間割」(プログラム)の詳細はサイトで確認できる。

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