全国各地のカレーが集合した「よこすかカレーフェスティバル」が5月19日・20日、横須賀の三笠公園(同市稲岡町)で開催され、2日間で約5万3,000人が集まりにぎわった。今年で20回目。
19日には、北海道から九州まで全国23地域の名物カレーが参加した「ご当地カレーグランプリ」で来場者の人気投票を実施。1位には「とまこまいみそカレーラーメン」(北海道苫小牧市)が選ばれた。2位に「黒部ダムカレー」(長野県大町市)、3位は「北本トマトカレー」(埼玉県北本市)だった。
とまこまいカレーラーメンは2回目の出場で、昨年は2位。「今年はみそカレーを投入して優勝を狙った」という。1965年以来、地元で親しまれているカレーラーメンで提供店舗は現在49店。地元カレー愛好家で結成した「とまこまいカレーラーメン振興局」が普及活動を展開。同代表を務めていた田中康明さんが2カ月前に他界したが、メンバーらは一致団結して遺志を継いだ。
同広報部長を担当するのは、PRソング「CARELER(カレラー)」を歌うシンガー・キャンドールキーさん。「地元で愛されるカレーラーメンを全国の皆さんに知ってもらいたいと、昨年から横須賀カレーフェスにみんなで参加。苫小牧にも足を運んでもらえたらうれしい」と笑顔をみせる。
横浜DeNAベイスターズ「青星寮カレー」が初登場したほか、全国のカレー関連事業者100以上がブース出店。18種類のカレーから選べるカレーバイキング「よこすか海軍カレー VS 横須賀海上自衛隊カレー」では、約8,000食を完売した。
ステージでは、開国Dancin´や横須賀オリジナルダンス、横浜F・マリノス公式チアリーディング、横浜DeNAベイスターズオフィシャルパフォーマンスチームなどのダンスパフォーマンスも披露され、イベントを盛り上げた。