横須賀の高校生・大学生が企画し、スカジャンを着てコスプレをするワークショップ「ヨコスカ×コスプレ」コスカプロジェクトが1月下旬~2月下旬、スカジャン店が並ぶ本町どぶ板通りにあるコワーキングスペース・ヨコスカテラス(横須賀市本町3)で連続開催されている。
横須賀出身のコスプレーヤーで、メイキャップアーティストのカモミールさんが講師として協力。1月21日には、スカジャンをテーマにした「コスプレ&メイク講座」を実施。参加者たちはレンタルスカジャンを選んだり、メイクの仕方や創作キャラクター作りなどに熱中した。
国内や海外でも活躍するカモミールさんは、横須賀のサブカルイベント「ヨコカル祭」のイメージキャラクターも務めたアイドルコスプレーヤー。「コスプレはなりたい自分になる手段のひとつ。自分の殻を破って表現する面白さも体験してもらえたら」といい、「街をコスプレで盛り上げたい」とほほ笑む。
同プロジェクト代表の大井麻奈美さん(明治大学2年)は、「コスプレに興味を持つ学生たちが集まった。地元高校生たちの『コスプレがしたい』という思いを実現する場を提供。街のPRも兼ねたコスプレ撮影会も行い、ジモト愛を表現できれば」と話す。
同プロジェクトは、神奈川県が支援する「マイプロ for kanagawa」の一環。県内大学生が自分の「想い」を具現化し応援者を募り、プロジェクトを加速させる4カ月間のプログラム。自分たちの体感から問題意識を深め、仲間とともにプロジェクトを企画・実践している。
横須賀市が実施する「スカジャン割」とのコラボレーションも決まった。スカジャンを着ていくと提携店で割引や特典が受けられる同キャンペーンにも積極的に協力。「かながわ学生ビジネスプランコンテスト」にもエントリーしている。
2月12日には、商店街のスカジャンPRイベントに「スカジャン盛り上げ隊」として参加、インスタグラム撮影会「ドブイタスカジャンコレクション」をサポート。18日には、独自のスカジャンコスプレを披露する撮影会も予定する。コスカのツィッター(@cos_yokosuka_01)で情報発信している。