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横須賀東海岸で「おんべ焼き」-無病息災祈る火柱

横須賀東海岸の各地で、早朝に行われる「おんべ焼き」

横須賀東海岸の各地で、早朝に行われる「おんべ焼き」

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 横須賀東海岸の野比・長沢海岸などで1月12日、新しい年の家内安全や無病息災を祈る伝統行事「おんべ焼き」が行われる。

「おたき上げ」の火で餅を焼いて食べる子どもたち(前回の様子)

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 浜辺に組んだ高さ約8メートルの竹のやぐらに、その年に飾った門松やしめ縄、書き初めなどを持ち寄って焼く火祭り。やぐらに「火入れ」されると竹のはぜる音とともに勢いよく燃え上がり、早朝の海辺に火柱が立ち昇る。「年神様を送り返す」意味があるとされる。

 地域によっては「どんど焼き」「左義長(さぎちょう)」ともいう。「おたき上げ」の火で餅を焼いて食べると1年間風邪をひかないとの言い伝えもあり、書初めを燃やすと書道が上達するとも。

 毎年日の出前の6時頃から大勢の人が集まり、火柱に祈りを込める。野比海岸では志も・野比東・中村の3カ所、長沢海岸の熊野神社(東部漁協下)・長岡(牧水記念館近く)でも行われる。

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