大正レトロな絵雑誌「コドモノクニ」-横須賀美術館「手のひらのモダン」展で展示

大正・昭和期の絵雑誌「コドモノクニ」1930年9月号の表紙(画・岡本帰一)

大正・昭和期の絵雑誌「コドモノクニ」1930年9月号の表紙(画・岡本帰一)

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 横須賀美術館(横須賀市鴨居4、TEL 046-845-1211)は6月27日より、大正・昭和期のレトロな絵雑誌を集めた「手のひらのモダン-『コドモノクニ』と童画家たち」展を開催する。

 同展は絵雑誌の傑作といわれた「コドモノクニ」の軌跡を紹介する企画展。1922(大正11)年~1944(昭和19)年に刊行された「コドモノクニ」のコレクション145点と、同時代の童画家たちの原画作品197点を展示する。

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 「コドモノクニ」は教育学者の倉橋惣三、詩人の北原白秋、野口雨情、作曲家の中山晋平、編集主任に和田雅夫など当時の文化人たちが集って作った児童雑誌。絵を重視した雑誌で、絵画主任の岡本帰一や創刊号表紙を飾った武井武雄をはじめ、清水良雄、川上四郎、初山滋、深沢省三、村山知義など実力派の画家たちが誌面を彩ったという。

 同館学芸員の中田貴絵さんは「今回初公開となる童画家の作品も展示する。当時『コドモノクニ』を読んでいた人は今80歳を越える世代になっている。戦前の子どもたちの絵雑誌の世界を、親子で楽しんでもらえたら」と話す。

 開館時間は10時~19時(土曜は20時まで)。期間中の休館日は7月6日、8月3日。観覧料は一般=800円 、中学生以下と市内在住・在学の高校生は無料。8月23日まで。

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