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三崎港周辺、「三崎開港祭 やんべい」開催-アーティストら集合

三崎港周辺の下町地域で、ミサキファンフェスティバルなども開催

三崎港周辺の下町地域で、ミサキファンフェスティバルなども開催

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 三崎港周辺の下町地域(三浦市三崎)で9月21日~29日、市内外のアーティストや三崎ファンらが集まり港を開港していくイベント「三崎開港祭 YOUNGBAY!(やんべい)」が初めて開催される。三崎下町地域市民活動ネットワークで構成する同実行委員会が主催。

まぐろの水揚げ港として知られる三崎港

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 「やんべい」とは「やろうぜ」という意味の三崎弁。港町を舞台に日頃の市民活動やさまざまなジャンルのアーティストやミュージシャンが集合し、三崎全体が「やんべい」と立ち上がるイメージを持ったイベント。各種体験プログラムも用意する。

 9月21日には、映画館のない三崎で、大地康雄さん主演のハートフル映画「じんじん」上映会(三浦市民ホール)を開催。22日は、テレビドラマ劇中歌「私の世界」が大ヒットした「かもめ児童合唱団」ライブ、B1グランプリ出場に向けて「三崎まぐろラーメンズ」の決起集会も。

 ミサキファンフェスティバル(22日・23日・28日・29日)では、マニアックな出品が集まる「オヤジマーケット」、瀬戸内芸術祭で話題を集めたアイテムがそろう「サヌキメイド展」、出張古本市「ブックカーニバル」、自転車に乗って面白スポットを巡るラリーゲーム「スカベンジャーハント」などを展開。

 土鍋を使ったレシピを募集する「三崎土鍋コンテスト」(28日)、オーダー製本やノートなどを販売する「KUKA 1」、こだわりパン・野菜・雑貨などが並ぶ「メルシーイチバ」、ジャズカフェで投げ銭ライブなども。三崎ゆかりの作家が企画する「いしいしんじ祭」(28日・29日)も同時開催する。

 同イベントは、半島の突端の町という地理的なマイナス面や遠洋漁業の衰退など「過去を捨てて三崎の新しいイメージを創り出そう」と企画された。同実行委員長の石毛浩雄さんは「古くから伝わるものや残された街並みが変わらず愛され続けるよう、皆さんに体感してもらい、三崎ファンになってもらえたら」と話している。 

 問い合わせは同事務局(TEL 046-882-1111)。詳細はサイトで確認できる。

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