横須賀経済新聞

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「三崎はマグロだけじゃない!」-路地裏文化を発信、ミサキファンフェス初開催

ミサキファンフェスタ会場のひとつ、三崎下町商店街にある「昼寝城」

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 マグロで知られる港町・三崎(三浦市三崎)で11月3日・4日、漁師町独特の古い建物が残る路地裏探検やフリーマーケットなどで下町情緒をPRするイベント「ミサキファンフェスティバル」が初開催される。

ミサキファンフェス、手作り感あふれるフラッグ・デザイン

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 同イベントには市内外から約50団体が集まり、「懐かしい路地やレトロな建物、日向ぼっこする野良猫など、三崎にはマグロだけじゃない魅力があふれている」(同主催者)として、民間有志による街ぐるみの文化祭を企画したもの。

 3日は円照寺境内で、個性的な出店がそろう「たきびマーケット」、人と街を本でつなぐ「ブックカーニバル」、「MISAKI MARKET 骨董市」などを展開。日ノ出木遣り愛好会による「祝い唄」披露(11時)、かもめ児童合唱団ライブ(15時)なども。11時~16時。

 4日には、古い船具店を改装して大人のサボリ空間を演出する「昼寝城」(ミサキシエスタサヴォリクラブ)で、40歳以上のこだわり出品者による「オヤジマーケット」を開く。「手仕事城」もオープンし、盆栽や人形作り、革の手帳作りなどの各種ワークショップ(有料)なども。ショートアニメーションも上映予定。11時~17時。

 貝がらホールでは、雑誌モデル&フォトグラファーのkikiさんによる写真展「Prisma」(3日・4日)、路地裏探検する「kikiと行く、ニューミサキ巡り」(4日=13時~)、ミュージシャン「空中カメラ」によるライブ(4日=17時30分~)なども。円照寺付くの西銀座商店街では、地元グルメを並べた「大漁市」(3日)も同時開催する。

 同フェス代表の寒川一さんは、古さと新しさが混じり合い、寂(さび)れた味わい感のある下町商店街を「ニューミサキ」と呼ぶ。「この下町っぽい魅力に気付いた内外のファンや店主らが集まって企画した文化祭。皆で一緒に楽しんでもらえたら」と話す。

 問い合わせは昼寝城(Eメール san@ozzio.jp)まで。詳細はフェイスブック・イベントページで確認できる。

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