ネット業界大手・ヤフーと連携し、シニア層を対象にした商品・サービス市場の最新動向を紹介する「第4回シニアマーケットセミナー」が1月24日・2月7日、横須賀商工会議所・多目的ホール(横須賀市平成町2)で開催される。同会議所、横須賀市が主催。
同市では65歳以上の割合が約26%を占め、シニア層マーケットが急速に拡大。「Tシャツとジーンズで青春を謳歌(おうか)した団塊の世代がシニアとなり、シニアの実態は従来の高齢者イメージとは大きくかけ離れたものとなっている」(同市商業振興担当者)という。
セミナーでは、シニアマーケットの課題を明らかにし、最近のショッピング傾向やその対策などを考える。講師は、横須賀の中小企業活性化プロジェクト「ヨコスカテイキングオフ」などを推進するヤフー・ソーシャルアクション室の小澤富士男さん。
24日の第1講座では、「シニアマーケットの課題と戦略」と題し、マーケットの攻め方を考えながら、従来型取り組みの失敗原因の分析、新戦略の実施と検証方法などを説明。
2月7日の第2講座では、「実店舗とネット連携」と題し、最近のネットショッピングの動向、ネットショップ・実店舗それぞれの優位性比較、ハイブリット(複合)ストアの取り組み事例なども紹介する。
開催時間は14時~16時。入場無料。問い合わせは同市商業観光課・商業振興担当(TEL 046-822-8286)まで。