「ヨコスカネイビーバーガー」に女性向け商品-コラーゲン入りでヘルシーに

女性抜けにヘルシーでライト感覚のネイビーバーガーを開発した川瀬梨絵さん

女性抜けにヘルシーでライト感覚のネイビーバーガーを開発した川瀬梨絵さん

  • 0

  •  

 横須賀・どぶ板通りにあるレストランバー「CANTINA」(横須賀市本町2、TEL 046-825-9517)は5月16日、女性向けにアレンジした「ヨコスカネイビーバーガー」の販売を始めた。同市内で11店舗目のネイビーバーガー認定店。

[広告]

 ネイビーバーガーは米海軍の伝統のレシピに基づいたビッグサイズのバーガー。今年1月30日に2店舗で販売がスタートしたが、売れ行きが好調なことから米軍基地周辺の店で広まった。各店では独自の工夫を凝らして味を競い合っている。

 同店のネイビーバーガーは粗びきのアメリカンビーフを直火で焼いて仕上げたもの。肉は220グラムとステーキ並みのボリュームだが、女性でも食べやすいようにパンズは小さめにした。ヘルシー志向でコラーゲンを配合したフワフワしたパンズで、野菜をたっぷり盛り付けて見た目もカラフルにしたのが特徴。トッピングには定番のチーズやベーコンのほかに、アボカドやパイナップルも選べる。価格は1個900円(コーラ付き)で、トッピングは100円~。

 同バーガーを開発した川瀬梨絵さんは「従来のネイビーバーガーは男性シェフが作ったものだったので重い印象があったが、女性向けにヘルシーでライト感覚にできないかと試作を繰り返した」と話す。2カ月間にわたって各地のバーガーを食べ歩いて研究した結果、「20~30代の女性に満足してもらえる自信作がようやくできた」という。

 営業時間も3時間早め、12時に店を開けネイビーバーガーを販売したところ、「今まで少なかった昼間の新規女性客が増えた。相乗効果で夜の営業時間の来店数も増え始めた」(川瀬さん)とも。

 父親がカフェバーを経営していて根っからの「どぶ板育ち」という川瀬さんは、19歳で上京して渋谷・原宿でブティック勤務の後、「そろそろ横須賀で何か始めたい」とUターン。「昼間のどぶ板通りに若い女性が来ても楽しんでもらえる場所にできれば」と意欲をみせる。

 営業時間は12時~翌2時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース