横須賀市は9月3日より、行政情報・観光情報・医療機関などの地域情報をまとめた「よこすか市民便利帳」電子書籍版の配信を開始した。
電子書籍版は、パソコンのほか、スマートフォンiPone・Android携帯端末、タブレット端末iPadにも対応。電子媒体ならではのさまざまな機能を備え、利便性の向上を図ったもの。
書籍内の語句検索、施設位置などををウェブ地図に表示、個別ページを「しおり」として登録、ページ内からワンタッチ電話発信などの機能を持つ。官民協働事業を行うサイネックス(大阪市)が広告掲載費などで制作費をまかない、同市は費用負担しない。
同便利帳は隔年で発行。今年3月に書籍版19万部を印刷し、市内全世帯に配布した。同市広報課は「紙媒体とともに、どこでも手軽に使える電子書籍版も活用してもたえたら」と話す。
利用方法は、同市ホームページから「ダイレクトメニュー」の「よこすか市民便利帳電子書籍版」をクリックし、サイネックスホームページの「電子書籍版無料ダウンロード」へ。対応端末ごとにダウンロードする。