京急電鉄は4月9日より、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」放映にちなみ、同ラッピング電車を京急三崎口駅~泉岳寺駅間で運行する。同日、主演女優の堀北真希さんが京急品川駅を訪れ出発式が行われた。
ホームには、ラッピング電車に乗って堀北さんが登場し、車両にデザインされたポスターに直筆でサイン。堀北さんは「うれしいようなちょっよ恥かしいような」とほほを染めながら話し、関係者とともに出発式のテープカットを行った。
同ドラマは、終戦直後の東京・蒲田が舞台。戦後の復興・経済成長を支えた名もなき人たちに寄り添って、町医者として下町に生きるヒロイン・梅子の成長を描いたもの。4月2日から放送が始まり、先週末の視聴率は20.5パーセントと好調な出だし。
堀北さんは「不器用なところもある梅子がお医者さんを目指し、夢に向かって前向きに生きるお話」とドラマを紹介。「梅ちゃん1色の電車でこんなに盛り上げてもらってうれしい」といい、「たくさんの町を走ってほしい。ラッピング電車に乗って蒲田へ遊びに来てもらえたら」とほほ笑んだ。
「梅ちゃん先生」の梅にちなんで京急梅屋敷駅では、ホームや待合室に番組ポスターや梅のロゴなどを飾り、ドラマの主題曲「さかさまの空」を駅メロディーに導入している。
ラッピング電車は2100形8両編成で、快速特急として1日3~4往復運行。9月末まで。