店主は元郵便局員-横須賀の焼き鳥店「竜馬におまかせ」1周年

龍馬好きな店主の斎藤秀一さん(写真右)とオープン日以来の常連客の高橋さん

龍馬好きな店主の斎藤秀一さん(写真右)とオープン日以来の常連客の高橋さん

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 横須賀で坂本龍馬ファンが集まる焼き鳥店「竜馬におまかせ」(横須賀市日の出町2.、TEL 046-825-8727)が5月12日、開店1周年を迎える。同店では「1周年感謝WEEK」を企画しており、16日には琴と尺八による「1周年記念ライブ」も行う予定。

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 同企画ではユニークなキャッチフレーズで、各種サービスを実施する。日曜は「ありがとサンデー」(ボトル500円引き)、月曜は「竜馬におまかせ元気マンマンデー」(焼き鳥1本100円)、火曜は「チューハイ飲んでチューズデー」(チューハイ半額)、水曜は「1周年感謝涙のウェーンズデー」(ワンドリンクサービス)、木曜は「今日は串をサースデー」(焼き鳥1本100円)、金曜は「おかずはフライデー」(揚げ物半額)、土曜は「久しぶりのごぶサタデー」(ワンドリンクサービス)。サービス期間は16日まで。

 店主は元郵便局員の斎藤秀一さん。同店は横須賀市が2007年に実施した空き店舗対策制度「お店の後継ぎ お見合い広場」を活用したオープン第1号店。同制度は、後継者を求める商店主と新規開業希望者を市が仲介役となって引き合わせて支援するもの。斎藤さんは「この制度を利用して、厨房設備や備品などのコストを抑えて店をオープンできた」と話す。

 斎藤さんは坂本龍馬の大ファンで、歴史雑誌への寄稿や「竜馬の夢」の著作もあり、「龍馬の妻・おりょうさんの終焉の地も近くにあることから、同地で歴史好きな人たちがともに語り合う場をつくりたいと思った」と振り返る。店の経営の傍ら「湘南海援隊」という歴史サークルも主宰しており、横須賀の歴史や龍馬の研究に励んでいる。

 料理メニューには、龍馬が鳥料理が好物だったという史実を元に、龍馬にちなんだ鳥料理や日本酒・焼酎などを用意する。茨城県の筑波鶏を使用した焼き鳥は1本150円~。同店オリジナル「竜馬焼き」(200円)はモモ肉に真っ赤なパブリカを挟んだ人気の一品。「竜馬の夢」「おりょうの想い」「龍馬の海援隊」などの焼酎もある。

 「脱サラして店をオープン以来、1年があっというまだった。お客さん同士の間から津軽三味線や尺八の演奏などがはじまり、月に数回のライブもできるようになった」(斎藤さん)とも。

 営業時間は15時~24時。不定休。客席数は17席。

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