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横須賀港に「希望」の汽笛、復興祈願神社も-カウントダウンに2万人超

横須賀本港に停泊する海自潜水艦には、新年を祝う「2012」の電飾文字が浮かんだ

横須賀本港に停泊する海自潜水艦には、新年を祝う「2012」の電飾文字が浮かんだ

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 横須賀本港で新年を迎えるイベント「よこすかカウントダウン2012」が行われ、日米艦船のイルミネーションとともに被災地復興を願う「希望」の汽笛が鳴り響いた。会場のヴェルニー公園には「復興祈願神社」も特設され、市民や米国人の家族連れなどが参拝した。

日米艦船が「電灯艦飾」(イルミネーション)で彩られた

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 港を囲んで海上自衛隊基地や米海軍基地があり、東日本大震災では日米共同「トモダチ作戦(Operation Tomodachi)」が実行され、同港を拠点とする日米艦船のほとんどが災害派遣に出動。昨年は震災後しばらくの間、港から艦船の姿が消えた時期もあった。

 午前0時とともに、希望と鎮魂の祈りを込めた日米艦船の汽笛が港内に鳴り渡り、サーチライトとともに約400発の打ち上げ花火が冬の夜空を彩った。停泊する海自潜水艦には、「2012」の電飾文字も浮かび上がった。

 隣接する本町どぶ板通り商店街では、イルミネーションを点灯した「電飾みこし」が繰り歩き、休暇中の米国人兵士らがみこしを追いかけて携帯カメラなどで記念撮影する姿も見られた。

 当日は、風もなく穏やかな天候で、昨年より1割多い約2万2,000人が集まりにぎわった。

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