横須賀海軍カレー本舗(横須賀市若松町1 YYポート横須賀内)で10月14日、商店街を元気にする若者たちの活躍を描いた映画「商店街な人」の上映イベントが行われる。主催はNPO法人ワップフィルム。
同映画は、東京都大田区の協力を得て、地域社会の問題を新しい形の映画作り「リージョン・フィルム」によって解決していこうと挑んだ意欲的な作品。大田区・蒲田商店街のほか、横須賀の記念艦三笠・海軍カレー本舗などがロケ地となった。製作はワップフィルム。企画・脚本・監督・プロデューサーは高橋和勧さん。
同作品は、大田区の商店街を活性化して外国人が訪れたくなる街にしようと「シティープロモーション計画」に参加した元商社マンと女性新聞記者の奮闘ぶりを描いた映画。シャッター商店街となった蒲田商店街を盛り上げ、羽田空港から横浜・湘南方面に向かう国内海外からの観光客にPRして蒲田で途中下車を促し、情緒溢れる下町を散策しグルメを味わってもらおうと動き出す。横須賀市・松山市の連携プロモーション事例を探りながら、地元の人たちとともに街をブランド化していくというストーリー。
当日のイベントでは、シーン撮影が行われた同カレー本舗が提供する海軍カレー・カレーラムネなどの横須賀物産、大田区や映画に登場する地域の物産品なども紹介する。
同フィルム広報担当の菊池真紀子さんは「映画製作を通して地域ブランド化を試みた作品。京急線でつながる蒲田と横須賀。まちおこしを考えるさまざまな人たちと接点を持ち、映画を通じて地域連携のきかっけになれば」と話す。
開催時間は19時~。参加費500円。問い合わせはワップフィルム(TEL 03-3573-5692)まで。全国各地で上映会を順次開催予定。