横須賀の沖縄バー「キジムナー」で三線教室-100円レッスンが好評

沖縄三線を弾いてお客さんを楽しませる「キジムナー」オーナーの神山長明さん

沖縄三線を弾いてお客さんを楽しませる「キジムナー」オーナーの神山長明さん

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 横須賀中央の沖縄ダイニングバー「キジムナー」(横須賀市大滝町1、TEL 046-826-0642)で現在、100円で受講できる「沖縄三線(さんしん)教室」が好評で、中学生から主婦・サラリーマンまで世代を越えた人たちが毎週集まりにぎわっている。

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 三線教室は毎週水曜・土曜の16時から2時間行われ、参加費は1回100円(お茶付き)。「お客さんからの要望で、3年前から初心者向けに始めたもの。有志の三線弾きが教えてくれる」(同店)という。参加者からは「練習を終えるとちょうど開店時間になり、レッスン後に飲むオリオンビールがうまい」「調子が出てくると、店内でも勝手に三線演奏できる自由さが心地よい」という声も。

 店の常連客で作る三線サークル「キジムナーズ」もあり、メンバーは約50人。ユニフォームのTシャツを着て毎年ライブを行うほか、老人ホームなどへの慰問活動も。毎月1~2回、沖縄ミュージシャンを招いた店内ライブも行われ、毎年8月には市内沖縄料理店とコラボした沖縄フェス「いーちゃ・イチャ・フェスタ」も開催する。

 同店は2005年7月オープン。オーナーの神山長明さんは沖縄県那覇市出身で、横須賀生まれの奥さんとの結婚を機に同市へ移住。神山さんは「沖縄料理と泡盛と三線を愛する人たちと楽しい時を過ごせたらと思い、ここで店を開いた。沖縄のコザに似た雰囲気の横須賀が大好き」と話す。

 沖縄の小さな酒蔵にこだわり、40種類以上の泡盛(500円~)をそろえるほか、「ナビーの恋」など25種類以上の泡盛カクテル(600円)も。料理メニューには、島らっきょう 、すくがらす、石嶺町エビソバ、石垣島のラー油を使用した「キジムナーつけめん」(800円)など約30種類の沖縄料理を提供する。 

 営業時間は18時~翌1時。木曜定休。

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