横須賀名物のひとつポンパドウル「横須賀海軍カレーパン」が4月8日、東京ビックサイトで開催された「第1回全日本弁当・総菜大賞」で「パン部門 準大賞」を受賞した。
パン部門で準大賞に選ばれた「横須賀海軍カレーパン」と「にくきゅう」
同賞は、中食・外食業界の業務用専門展「ファベックス2010」の中で、各部門上位作品を大賞・準大賞として表彰するもの。候補作品2003品の中から、弁当・総菜・おにぎり・麺・丼・寿司・パン・サラダ・容器活用・ロングセラー部門に該当する商品を審査した。パン部門では大賞該当なしで、「海軍カレーパン」「にくきゅう」の2作品が準大賞に選ばれた。
ポンパドウル(横浜市中区)は2002年より、「よこすか海軍カレー」をモチーフに横須賀店オリジナル商品として「横須賀海軍カレーパン」を考案、発売。人気商品としてポンパドウル全国74店舗で販売している。
同社の海軍カレーパンは、「海軍割烹(かっぽう)術参考書」(明治41年)のレシピに基づいて作った海軍カレーで、野菜を使ったチキンカレーにマンゴーチャツネとケチャップを加えて味に深みを出したもの。生地にはフランスパンで作った特製フランスパン粉をからませ、生地を一度オーブンで焼いてから揚げるという製法により油を控えることができ、軽快なサクサク感が特徴。1個199円。
同社広報担当の金子晶子さんは「さいか屋横須賀店で販売を始めた息の長い商品。このような形で表彰され社員一同たいへん喜んでいる」といい、海軍カレーパンは「全国各地の店舗でも『横須賀』の知名度が浸透して好評を得ている商品。今後の販促にも力を入れていきたい」と話す。