携帯電話「3.9世代」技術を紹介-横須賀で最先端技術セミナー

世界最先端の情報通信技術研究施設が集中する「横須賀リサーチパーク(YRP)」

世界最先端の情報通信技術研究施設が集中する「横須賀リサーチパーク(YRP)」

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 横須賀テレコムリサーチパーク(横須賀市光の丘)は4月14日、YRPセンター1番館で新世代の携帯電話通信技術を紹介する「YRP情報通信技術研修・特別セミナー」を開催する。

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 携帯電話の通信技術では、ブロードバンド並みの通信技術を持つ「LTE(Longe Term Evolution)」(ロングタームエボリューション)と呼ばれる新技術が注目されている。LETは欧米ではすでにサービスが開始されており、国内でも今年中にサービス開始予定。

 LTEは新たな携帯電話の通信規格。現在普及している「W-CDMA」や「CDMA2000」といった第3世代携帯電話(3G)と将来登場する第4世代携帯電話(4G)との間の技術であるため、「第3.9世代携帯電話」(3.9G)とも呼ばれる。

 同セミナーでは、LETの世界動向、サービス展望、市場動向、端末試験方法などについて、最先端で研究開発を進める国内外の技術者を招いて講演・交流会を行う。講師は上智大学理工学部教授の服部武さん、NTTドコモの保田佳之さんほか。

 YRP(横須賀リサーチパーク)は、1987年に開業した情報通信技術の世界最先端研究集合施設。総務省(当時の郵政省)・横須賀市・京急電鉄が中心となり、情報通信系企業の協力を得て誕生した。2009年より、ユビキタス特区事業、グローバル市場に対応できる移動通信端末の開発支援プラットフォームも開設している。

 開催時間は13時~19時30分。参加費は一般=15,000円、YRP進出企業・団体=12,000円。問い合わせは同社(TEL 046-847-5000)まで。詳細は同セミナーサイトで確認できる。

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