横須賀・どぶ板通りにアメリカンスタイルのカフェ「MIKASA CAFE」(横須賀市本町3、TEL 046-822-3857)がオープンして2カ月余り、同店オリジナルのホットドック「シカゴドック」が人気を呼んでいる。
米国シカゴ・スタイルのホットドックで、国産ビーフ100パーセントのソーセージと手作りポークソーセージの2種類が選べる。パンズには、横須賀発祥の特製ソフトフランスパンを使用。ポピーシードとセロリーソルトをアクセントにしたソーセージは焼かずにゆでたものを使い、トッピングにはタマネギ・トマト、大きなピクルスを添える。ボリュームがあり、甘酸っぱい食感が特徴。ビーフドック1,300円、ポークドック800円。
ドリンク類は、走水の名水を使った横須賀ビール(800円)、こだわりの本格コーヒー・アメリカーノ(500円)など。「よこすか海軍カレー」(1,200円)も提供し、注文すると「連合艦隊コースター」をプレゼントする。
店内インテリアは、古木を使ったカウンターなどシックな雰囲気で、オープンテラスも。米海軍横須賀基地の近くにあるため米国人客も多く、本場スタイルのシカゴドックが好評だ。
オーナーの一本和良さんは「アメリカでソーセージといえばビーフが主流だが、国内でほとんど流通していないため特注した」という。旧横須賀製鉄所の建設に携わったフランス人技師らが横須賀にフランスパンを伝えたとされることから、「横須賀オリジナルで甘味のあるパンズで塩気のあるソーセージをはさみ、独特の食感になった」と話す。
「在日米軍基地が目の前にあるどぶ板通りで、本場のビーフソーセージを楽しんでもらえたら」と一本さん。「周辺観光情報を発信するカフェに育てていきたい」とも。
営業時間は9時~19時。店舗面積は20坪、席数27席。