「無人島シアター」「名物編集長と歩くツアー」など、ディープな横須賀を体験するツアープロジェクト「すかたび」が来年1月中旬から始まり、参加者を募集している。地域力活用新事業∞全国展開プロジェクトの一環。
同ツアーは「ありきたりの観光ではなく横須賀の深い日常に触れる旅」と位置付け、7種類のモニターツアーを用意する。企画段階で大学生グループによるフィールドワーク、市民有志が参加するワークショップなどを実施してアイデアを練ったもの。横須賀商工会議所とタイアップし、船舶会社・トライアングルが企画・運営。
来年1月25日には、「無人島シアター 海に浮かぶレンガの要塞」を開催。横須賀沖に浮かぶ無人島・猿島を活用し、普段渡ることができない夜の猿島に渡り、歴史遺産・レンガ積みトンネル内でショートムービーを上映。案内人は野外映画アーティスト「キノ・イグルー」。
「名物編集長と歩く YOKOSUKAディープのれんツアー」(1月17日)では、地域メディア・横須賀経済新聞の亀崎昌義編集長が案内人を務める。横須賀を知り尽くした名物編集長とともに昭和レトロな大衆酒場やアメリカンバー巡り。参加者にはUSドル紙幣とマネークリップを提供し、どぶ板通りのバーカウンターでキャッシュオン体験も。
「リトルアメリカ・どぶ板通りマチナカ英会話ツアー」(1月26日)では、アメリカンな店が並ぶ「どぶ板通り」のカフェやバーで米軍基地などに勤務する米国人講師陣による英会話教室を開き、ネイティブな英語をレッスンする。
西海岸のキャベツ名人農家が案内する「大人の収穫体験ツアー」(1月12日)、グリーンミシュランでも紹介された観音崎をトレッキングする「観音崎ノルディックウオーキング」(1月19日)、島のアドバイザーが案内する「猿島フィッシングツアー」(1月26日)、日産追浜工場で生産するEV(電気自動車)で海辺を走る「日産リーフ試乗体験ツアー」(2月3日)などもある。
同企画を担当する大森英一郎さんは「初めて体験するにはディープなスポットばかり。個性豊かな案内人たちがここでしかできない横須賀体験のお供をします」と話す。
問い合わせはトライアングル(TEL 046;-825-7144)。詳細は「すかたび」サイトで確認できる。