坂本龍馬の妻・龍子をしのぶ「おりょうさんまつり」が10月12日、龍子が晩年を過ごした横須賀・大津町で開催される。
墓碑のある信楽寺(しんぎょうじ、大津町3)で「墓前祭」(13時30分~)が行われるほか、大津コミュニティセンターで月琴を愛したおりょうさんの人生を講談調で紹介する「月琴の演奏と語り」(15時~、入場無料)も開く。ゆかりの地を歩く「墓前祭ウオーク」(事前申込)も。
11月4日には大津小学校体育館で、特製スリッパ・卓球ラケットを使った「第2回 おりょうさんと龍馬スリッパ卓球大会」も行われる。
京都・寺田屋騒動で龍馬の危機を救った女性として知られる龍子は、人生の後半生33年間を横須賀で過ごした。龍馬亡き後、高知・京都・大阪・東京を転々とした後、1875(明治8)年に「三浦郡豊島村深田」(現在の横須賀市米が浜通)の西村松兵衛方に「西村ツル」として入籍。1906(明治39)年に66歳で病没した。
問い合わせは大津観光協会(TEL 046-836-3531)まで。詳細はサイトで確認できる。