横須賀出身の俳優・上地雄輔さんが6月21日、初の「ファン感謝祭」を地元・横須賀で開催した。会場となった「長井海の手公園ソレイユの丘」(横須賀市長井4)で、ソロデビュー曲「ひまわり」にちなんでファンと一緒に「ひまわりの種まき」を行ったほか、全国各地から大勢のファンが集まり野外ライブも実施した。
ファン感謝祭は3万人の応募者の中から抽選で選ばれた100人がひまわりの種まきに参加、3,300人が野外ライブに参加した。ひまわり畑に入った上地さんは、ファンと一緒に種まきをしながら一人ひとりに話しかけて握手するなど、アットホームな雰囲気で種まきを終え、「太陽」を意味するソレイユの丘に「遊助ひまわり畑」を作った。
野外ライブは、アーティスト「遊助」として今月24日に発売するセカンドアルバム「たんぽぽ/海賊船/其の拳」を記念したもの。上地さんは黄色の紋付はかま姿で登場。地元の子どもたちもステージで一緒に踊り、新曲など6曲を熱唱してファンを喜ばせた。
横須賀・浦賀出身の上地さんは、横浜高校時代に野球部で活躍、1994年に日本選抜チームの一員として世界大会に出場した。映画・ドラマに数多く出演し、最近では音楽活動にも力を入れる。
ひまわりについて上地さんは「もともと好きな花。曲を作っているうちに、明るく前向きな気持ちになる『ひまわり』がキーワードになったという思い入れがある」と話す。初のライブを地元で開催することについて、「生まれ育った横須賀が大好きで、子どものころから走水や猿島の海で遊んだ思い出が深い。地元魂が強いんですよ」と笑顔を見せた。