横須賀・どぶ板通り(横須賀市本町)で5月3日、地元飲食店が趣向を凝らした麺類で競い合う「ヨコスカ麺'sフェス」が行われ、大勢の家族連れなどでにぎわった。本町商店会・追浜活性化委員会が共催。
同点トップとなった「おっぱま塩焼きそば」「沖縄ソーキそば」にトロフィー授与
昨年秋の追浜商店街に続き2回目の開催。出品された麺類は、それぞれ地元食材を使った焼きそば・ラーメン・うどんなど8種類。約2,000食を完売し、割りばしを使った人気投票も行われた。
人気トップには、佐島産シラスや追浜製麺所の麺を使った「おっぱま塩焼きそば」(おっぱま夢マルシュ)、南国育ちの「沖縄ソーキそば」(茅ヶ崎チャンプルー)が共に185票を獲得して同点1位に。3位には「猿島わかめうどん」(上町・大黒堂)、4位には永島農園(横浜市金沢区)オリジナル「ハマスカ椎茸じゃーじゃ-麺」が選ばれた。
みやじ豚のソースを使った「横須賀黒船カレー焼きそば」(KUROFUNE)、名物パン店の「海軍カレー焼きそばパン」(カフェドクルー)、葉山産キャベツ・新玉ネギが入った「湘南野菜炒麺」(海彦)、「本格家系ラーメン」(鶴一家)などユニークな麺類がそろった。
前回に続きトップの座を維持した追浜チーム・東修也さんは「最後まで接戦になったが地元麺の面目を保った。今後も工夫を続けていきたい」と話す。茅ヶ崎から初参加した志村冬樹さんは「県内では少数派の沖縄そばだが横須賀の人たちには受けが良かった」と笑顔を見せる。
同フェス代表の下澤敏也さんは「近隣飲食店の仲間たちが熱い思いを込めた麺でお互いを刺激し合うイベント」といい、「9月には追浜商店街でも開催する。食のイベントで商店街を盛り上げていけたら」と意欲を燃す。