横須賀商工会議所は6月14日、「横須賀プレミアム商品券・買っトク」を発売する。

　プレミアム商品券は緊急経済対策の一環として消費拡大を図るために、横須賀市と協同で実施するもので同会議所が発行元となる。プレミアム分の10％のうち、同市が8％、加盟店が2％をそれぞれ負担する。販売価格は1冊10,000円で、11,000円分の買い物ができる。1枚500円の商品券が22枚つづりで1冊となっており、1人1回につき5冊まで購入可能。発行総額は5億円分(45,500冊)。

　各商店街のほか、スーパー、コンビニ、ショッピングセンター、量販店、タクシー、ガソリンスタンドなど同商品券のステッカーやポスターが貼られた計1,740店で使用できる。

　同会議所まちづくり支援課の大友京さんは「消費者からの問い合わせも多く、買い求めやすいように日曜から販売を始める。大型店だけでなく個人商店でも使ってもらえるよう、各商店街独自のセールやイベントを開催するところも多く、2倍、3倍のサービスもある」と話す。

　横須賀商店街連合会は商品券つづりの表紙を抽選申込用紙として再利用し、商品券で買い物をした人を対象に抽選会を実施、プラズマテレビなどの景品を用意する。上町商盛会商店街は「買っトク、使っトク、3度トク」と題して、使用枚数と同数の抽選券を発行して「抽選で買い物券を進呈する」など、消費者へのアピール合戦も盛んになっている。

　販売場所は湘南信用金庫・三浦藤沢信用金庫の同市内14カ所の本店・支店の特設会場。販売時間は9時～15時で、今月19日まで販売する（売り切れ次第終了）。有効期限は9月30日。加盟店一覧などの詳細はサイトで確認できる。