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横須賀東海岸、伝統の「おんべ焼き」-無病息災願う火祭り

横須賀の東海岸各地で、早朝に行われる「おんべ焼き」

横須賀の東海岸各地で、早朝に行われる「おんべ焼き」

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 正月の松飾りやお札など縁起ものを焼いて新しい年の家内安全と無病息災を祈る「おんべ焼き」の伝統行事が1月6日、横須賀東海岸の野比海岸などで行われる。

日の出とともに勢いよく燃え盛る火柱

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 その年に飾った門松やしめ縄、書き初めで書いた物などを持ち寄って焼く火祭り。竹を組んだ高さ約8メートルのやぐらに、「火入れ」されると竹のはぜる音とともに勢いよく燃え上がり、早朝の海辺に火柱が立ち昇る。

 「おたき上げ」の火で餅を焼いて食べると、一年間風邪をひかないとの言い伝えもあり、書初めを燃やすと書道が上達するとも伝えられる。「年神様を送り返す」意味があるとされ、地域によっては「どんど焼き」「左義長(さぎちょう)」ともいわれる。

 野比海岸では東・中村(ともに6日)、志も(13日)の3カ所で行われ、毎年日の出前の6時頃から大勢の人が集まる。

 13日には、久里浜海岸で開国橋付近、ペリー公園前海岸の2カ所で行う(10時~)。長沢海岸の熊野神社(6時20分~)、長岡(6時30分~)でも実施する。

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