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「朝井を見るなら朝がいい」-横須賀美術館、朝井閑右衛門展で「朝割」

朝井閑右衛門の「電線風景」(1960年、神奈川県立近代美術館所蔵)

朝井閑右衛門の「電線風景」(1960年、神奈川県立近代美術館所蔵)

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 横須賀市内の電線風景など幻想的な連作を描いた画家「朝井閑右衛門展」が横須賀美術館(横須賀市鴨居4)で現在開催されており、ワンコインで観覧できる「朝井を見るなら朝がいい」と題した朝割キャンペーンが実施されている。12月25日まで。

絵のモデルとなった横須賀・田浦の電線風景

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 当日11時までに入館すると、ワンコインの500円で観覧できる企画。朝井閑右衛門(1901-1983)は戦後、同市田浦の二軒長屋を改装してアトリエとし、20年間にわたって制作活動を行った画家。同地周辺の特異な電線風景を描いた連作などで知られる。

 1926(昭和2)年、二科展初入選。1935(昭和10)年、500号の大作「丘の上」で文部大臣賞。戦中期には中国大陸をたびたび訪問し、上海で終戦を迎えた。1946年に内地に引き揚げ、横須賀でアトリエを開いた。 田浦・鎌倉を拠点に多くの文化人と交流し独特の幻想的な世界観を築いた画家。「中央の画壇と離れてひとり制作に打ち込む姿は仙人にもたとえられた」(同館)という。

 同館運営課担当者は「11月下旬にアトリエ跡を訪ねるツアーも実施して好評だった。横須賀ゆかりの画家の世界を『朝割』活用で楽しんでもらえたら」と話す。16日には学芸員によるギャラリートーク(13時~)も。

 12月22日には、「バイオリンとビオラによるクリスマスコンサート」(14時~、入場無料)なども予定。16日~25日、海の広場でイルミネーション点灯(日没~19時)も行う。

 開館時間は10時~18時。通常観覧料は800円。問い合わせは同美術館(TEL 046-845-1211)まで。

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