横須賀・本町どぶ板通り商店街は6月22日、商店街ストリートに掲示する「どぶ板フラッグ・デザインコンテスト」の受賞作品を発表した。同コンテストは11回目で、全国から約300点の応募があった。
オリエンタルイメージで描いた、どぶ板通りの新フラッグデザイン
最優秀賞に選ばれたのは東京都豊島区に住む田畑徳子さんの作品。浮世絵風の女性が望遠鏡で街のどこに行こうか探している姿を描いたイラスト作品。ほかに優秀賞4点が選ばれた。最優秀賞には賞金5万円を贈呈するほか、作品は7月上旬から1年間、商店街フラッグとして70カ所の街路灯に飾る。
選定委員の講評では「芸者さんのキャラクター、波しぶき、ロープ、舵などが港町ヨコスカを捉えており、外国から日本を見たオリエンタルなイメージもうまくデザインにミックスされている」と評価された。
同商店会館・ドブイタステーションの武原真理子さんは「フラッグを描いたTシャッツやワッペンは人気商品で、入荷待ちになることも。中古フラッグを買い求めるファンも多い」と話す。
7月21日・22日に「どぶ板バザール」を開催。同商店会館で応募作品を展示するほか、使用済みの前年度フラッグを1枚500円で販売する。