100万本のポピーが満開を迎えた「くりはま花の国」(横須賀市神明町)で6月3日、ポピーの無料花摘み大会が行われ、家族連れなど約3,000人が集まりにぎわった。「ポピーまつり」のフィナーレを飾るイベント。
入口付近のポピー園では、赤やピンクのシャーレーポピー、オレンジ色のカリフォルニアポピー、黄色いアイスランドポピーなどが咲き誇る中、14時からスタートの合図とともに集まった人たちが一斉に花摘みを始めた。
横浜市金沢区から訪れた家族連れは「子どもたちは大喜びで花畑に入り、色鮮やかなポピーの花束を作って楽しんだ」とほほ笑む。ピンク色の花畑には、たくさんの花を紙に包んで持ち帰る人やカメラを手にした人たちの笑顔が広がった。
同園管理事務所の安井聡子さんは「10日間ほど満開の状態が続き次々にポピーが花開いた」といい、「ポピーの季節が終わるとハーブ園のラベンダーが見頃を迎える」と話す。6月23日には、ジャズやベリ-ダンスとコラボした観賞イベント「ラベンダーのゆうべ」(17時~19時)を開催予定。
開園は24時間。入場無料。問い合わせは同園(TEL 046-833-8282)まで。