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横須賀でも「金環日食」、雲間からリング状の輝き-無人島で歓声も

横須賀・浦賀で雲の切れ目に観測された金環日食(写真提供=@chicaccoさん)

横須賀・浦賀で雲の切れ目に観測された金環日食(写真提供=@chicaccoさん)

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 全国各地で「金環日食」が観測された5月21日朝、横須賀・三浦でも観測イベントが行われ、薄い雲がかかった空にリング状に輝く「金環日食」を見ることができた。ネット上でも、市内ツイッター利用者が撮影した投稿写真などが紹介された。

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 金環日食は、太陽の前に月が重なり太陽の外側がリング状に輝いて見える現象。首都圏で観測できるのは173年ぶり。

 横須賀沖に浮かぶ無人島・猿島では、早朝の特別航路便で約100人が上陸。無人島上空にはどんよりと曇がかかり、東の空を見続けた参加者らがあきらめかけた頃、雲の切れ間から7時30分~35分頃に金環日食を観測。参加者から「うわー」という大きな歓声が上がった。メルキュールホテル横須賀の宿泊プランを利用した市外客約40人も参加した。

 東京湾フェリーでも観賞クルーズが行われ、7時20分に久里浜港ターミナルを出港。東京湾上で7時20分過ぎから日食を見ることができ、7時35分頃に雲の間に金環日食が観測された。

 三浦半島最南端の城ヶ島京急ホテルでは、早朝から屋上が開放され、宿泊した修学旅行生ら約80人が観測用サングラスを使って日食観賞を楽しんだ。国内で次に観測できるのは2030年6月で、北海道で見ることができるという。

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