横須賀観光の人気スポット「軍港めぐり」が3月31日より、団体客需要などが増加していることから同クルーズを1便増やし、1日5便運航する。運営はトライアングル(横須賀市小川町、TEL 046-825-7144)。
米空母ジョージワシントンなど日米艦船が見学できる軍港クルーズ
3月31日、4月1日の最終便(15時便)では特別イベントも開催。7人の多彩な軍港めぐり案内人が全員集合し、それぞれの個性を生かした軍港ガイドを競う合うイベントを行う。
同クルーズは、米空母やイージス艦、潜水艦など日米艦船を間近で見学できる国内唯一の航路。2008年9月に定期運航をスタートし、年間利用者は約10万人。市外利用者が9割を占める人気コースで、横須賀観光の集客スポットになっている。
昨年3月の東日本大震災では、1カ月間運航休止したが、その後客足が急速に回復。週末には予約が殺到することから、ツアー客などから増便要望が寄せられていたもの。「増便によりツアーも組みやすくなる」(同社)としている。
同社の鈴木隆裕専務は「増便効果で周辺を散策する観光客も増えると思う」といい、「汐入周辺の商店街と連携して、ユニークな観光スポットやグルメなどを紹介するエリア・フリーペーパーの発行も検討している」と話す。夏のシーズン頃には創刊したい考えだ。
運航時間は11時、12時、13時、14時、15時~。料金は大人=1,200円、小学生=600円。