「湘南しんきんギャラリーくりはま」(横須賀市久里浜4)で現在、関東自動車OBによる「関友会カメラ部 第2回写真展」が開催され、横須賀の自然や人物などをテーマにした写真88点が展示されている。
同展には、関東自動車(横須賀市田浦)をリタイアしたOBら8人が出品。横須賀の風物を記録した「平成散歩写真」(沼田俊一さん)、「スナップ&ネイチャー」(三橋基二さん)、水辺の風景「MIZU」(吉川雅通さん)、市民ミュージカルなどの「舞台写真集」(小島保太郎さん)など、それぞれのテーマで撮影した写真や横須賀市民展・市長賞受賞作品なども展示。
同カメラ部は、OB会{間友会」会員で写真に興味を持つ人たちが2008年に設立。撮影旅行や例会などを年5回開催しているという。50 年以上の歴史を持つ同社写真部出身者も多い。
関東自動車は1946(昭和21)年、横須賀・田浦で設立。小型スポーツカーの名車「トヨタスポーツ800」や「レビン・トレノ(AE86)」などの生産工場として知られる。現在は生産拠点を静岡・岩手・タイへ移転。今年1月、トヨタ自動車の完全子会社に。7月には、同社・セントラル自動車・トヨタ自動車東北の3社が統合され「トヨタ自動車東日本」となる予定。
同社OBの小島さんは「新会社になり社名も変わるとさびしさも感じるが、写真に対する情熱が冷めないOB仲間が集まって活動している。横須賀の街の風景なども記録に残していければ」と話す。
2月4日まで。開催時間は10時~17時(最終日は13時まで)。入場無料。