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横須賀の海辺で「おんべ焼き」-無病息災願う伝統行事

横須賀の東海岸各地で、早朝に行われる「おんべ焼き」

横須賀の東海岸各地で、早朝に行われる「おんべ焼き」

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 新しい年の家内安全と無病息災を祈る伝統行事「おんべ焼き」が1月8日、横須賀東海岸の久里浜・野比海岸などで行われる。

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 竹を組んだ高さ約8メートルのやぐらに、その年に飾った門松やしめ縄、書き初めで書いた物などを持ち寄って焼く火祭り。竹のやぐらに「火入れ」されると竹のはぜる音とともに勢いよく燃え上がり、早朝の海辺に火柱が立ち昇る。

 「年神様を送り返す」意味があるとされ、地域によっては「どんど焼き」「左義長(さぎちょう)」ともいわれる。「おたき上げ」の火で餅を焼いて食べると、一年間風邪をひかないとの言い伝えもあり、書初めを燃やすと書道が上達するとも伝えられる。

 野比海岸では志も・野比東・中村の3カ所で行われ、毎年日の出前の6時頃から大勢の人が集まる。久里浜海岸では10時頃から長瀬、ペリー公園前の2カ所で行われる。

 15日には長沢海岸の熊野神社、長岡でも「おんべ焼き」が行われる予定。詳細はサイトで確認できる。

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