「水の旅 横須賀水道100年史」市水道局が歴史まとめる

1908年に撮影された走水・覚栄寺裏の横須賀初の貯水池(横須賀市提供)

1908年に撮影された走水・覚栄寺裏の横須賀初の貯水池(横須賀市提供)

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 横須賀の水道事業が12月25日で100周年を迎える。市上下水道局は給水開始100年を記念して、写真やイラストを多数掲載した「水の旅 横須賀水道100年史」を発行した。

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 冊子では、読みやすい文章と写真で「見て楽しめる水の歴史」を目指して企画ページを充実させた。内容は、県内各地に地名として残る「水道みち」特集や震災対策、次世代型水道マップシステム「マピウス」など各種水道プロジェクトのエピソードなど。

 横須賀市の水道給水は市制施行の翌年1908(明治41)年に始まり、全国で14番目、神奈川県では横浜に次いで2番目。幕末に建設された横須賀造船所ではフランス人技師・ヴェルニーによって走水の自然わき水を活用した水道計画が実施され、1878(明治11)年には造船所水道が完成。その後、水道管設備の一部払い下げを受けて、市の水道事業が始まった。造船所水道は旧海軍横須賀鎮守府に引き継がれ、第2次世界大戦後は海軍から横須賀市へ譲渡されるなど、同市の水道事業は軍港用が先行するかたちで市内に普及した。現在では、神奈川県内の相模川周辺に建設された城山ダム・三保ダム・宮ケ瀬ダムによって水源が確保されている。

 同水道局広報担当の山田宏之さんは「(冊子では)水道の歴史から、横須賀の近代史が見えてくる」と話す。

 仕様は、A4版オールカラーで186ページ。発行部数は600部。うち300部を図書館や関係施設へ無償配布し、残りの300部を1部3,000円で有償配布する。問い合わせは上下水道局経営企画課(TEL 046-822-8607)まで。

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