![タイ工場の生産ラインが移管されたJMCケンウッド横須賀事業所](https://images.keizai.biz/yokosuka_keizai/headline/1323260266_photo.jpg)
JVCケンウッド(横浜市)は12月5日、タイの洪水災害により操業停止した現地子会社・JMCマニュファクチャリング(JMT)の生産ラインを一時的に横須賀事業所(横須賀市神明町)へ移管し、同事業所での生産を本格稼働させた。
タイのナワナコン工業団地にあるJMTは、10月中旬に避難勧告(後に退避命令)が出されたことを受け、全面的に操業を停止。「今後、洗浄・復旧作業を進めるが、完全復旧までには相当の時間を要する」(同社)としている。
JMTでは、世界約30カ国で使用されるセキュリティーカメラなどの業務用機器を生産。横須賀事業所は、JMTのタイ人熟練工約50人を受け入れるほか、派遣社員約200人を増員して体制を整え、来年3月末まで移管生産する。
同社グループは、洪水の被災地復興に役立てるため通信機器200台をタイに寄贈。同社・労組・従業員から義援金を募集し、同国に寄付するという。
同社は、2008年に日本ビクターとケンウッドが経営統合し持ち株会社を設立。2011年10月に事業統合も実施され、JVCケンウッドとしてスタートした。