横須賀市総合福祉会館(横須賀市本町2)で12月11日、医療・福祉が連携して生命を大切にしたまちづくりを考えるシンポジウム「最期まで地域で生きる~在宅療養を支える医療と福祉~」が開催される。
「輝いて生きるために」と題して、上智大学名誉教授のアルフォンス・デーケンさんが講演。医師・野村良彦さんによる「在宅療養支援診療所からの現場レポート」も行う。
デーケンさんは、哲学者でイエズズ会神父。1932年ドイツで生まれ、1959年に来日。当時横須賀にあった栄光学園で日本語を学び、その後上智大学教授に。1991年、「死生学」という概念を定着させた功績により第39回菊池寛賞受賞。「よく生き よく笑い よき死と出会う」「ユーモアは老いと死の妙薬」など著書多数.。
在宅療養の事例に基づいた「在宅で看取るということ」と題したパネルディスカッションも。パネリストは、仕事を続けながら夫の在宅療養を支えた橋本真知代さん、衣笠病院ケアマネージャーの大坂慎介さん、訪問看護師の田上裕美子さんら。コーディネーターは横須賀市医師会の千場 純さん。
開催時間は13時30分~16時45分。入場無料。定員300人。手話通訳付き。問い合わせ・申し込みは横須賀市コールセンター(TEL 046-822-2500、FAX 046-822-2539)。応募は電話・ファックスで12月8日まで。