ガリバーファンタジーなど多彩なイベントを行う「観音崎フェスタ」が11月3日、観音崎公園(横須賀市鴨居)で開催され、市内外から約3万7,000人が集まりにぎわった。同公園内の横須賀美術館が無料開放され、入場待ちの来場者で長い行列ができた。
米海軍横須賀基地のボランティアらが「ガリバー観音崎上陸」を再現
東京湾に面した会場では、地元町内会模擬店や「よこすかソーラン踊り」などのアトラクションも。当日は「京急観音崎ウオーク」も実施され、リックを背にした大勢の人たちが海沿いのウオーキングを楽しんだ。
名物のガリバーファンタジーでは、岸壁の船からガリバーが登場し、「ガリバー旅行記」に記されたガリバー日本上陸を再現。ガリバーに扮した米海軍横須賀基地の米国人ボランティアが地元の子どもたちと交流し、イベントを盛り上げた。
同フェスタ実行委員長の岡昌憲さんは「観音崎の自然や歴史文化を市内外にPRするまちおこしイベント。地元の人たちがイベントに積極的に取り組むことで地域の絆が深まれば」と話す。