海辺の環境を守りながらプロ選手らと交流するビーチバレーのチャリティーイベント「Save the Beach (セイブ・ザ・ビーチ)in 横須賀」が9月23日、横須賀の「うみかぜ公園」(横須賀市平成町3)で開催され、約3,000人が集まりにぎわった。主催は同横須賀実行委員会とNPO法人「Save the Beach」。
公園内には、白い砂を敷きつめたビーチバレーコートを特設。プロビーチバレー選手の西村晃一さん、モカ・モイシスさん、駒田順子さん、村上めぐみさんら8人が参加し、華麗なプレーを見せるエキジビションマッチを披露した。市内外から16チームが参加したビーチバレー大会、子どもたちも参加したバトルロイヤルゲーム、ゆるキャラ「ゴミレンジャー」とともに海辺のクリーン活動も行われた。
スペシャルサポーターとして横須賀出身の衆議院議員・小泉進次郎さんも終日参加。プロチームや一般チームに交じってビーチバレーに参戦し、観客から声援を浴びた。スポーツ好きな小泉さんは「横須賀の海辺で楽しむスポーツは最高。海を身近に感じてもらい、きれいなまちづくりができたら」と話した。
東日本大震災被災地を支援するチャリティー・オークションも実施され、プロ選手らのユニフォームやグッズなどが提供された。集まった募金は「東北漁港の早期再開支援プロジェクト」に寄贈する。
同会場では、Save the Beachの活動に1年間参加する初代ビーチクイーンを選ぶ「ビーチクイーン・コンテスト」も開催。海軍カレー・まぐろ汁などの三浦半島グルメブース、沖縄のサンゴを守る「海の種」などの環境団体ブース、会津若松支援物産ブースなども出店。家族連れなどの参加者たちは、さわやかな潮風を浴びながらイベントを楽しんだ。
プロ選手でSave the Beach理事長の西村さんは「海に囲まれた横須賀は最高のロケーション。子どもたちにもビーチバレーの楽しさを体験してもらえてよかった。これからも横須賀で大会ができれば」と笑顔をみせた。